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2005年08月02日 (火) | Edit |
先週に続いてジオネタを。

あと数十秒後に大きな地震が来るとわかったら、あなたはどうしますか?

 来るぞ、来るぞと言われ続けている東南海地震は過去の記録と科学的な
裏付けがあるので、ひーさんが生きている間に来ることは間違いない
(30年後くらい?)のですが、そのほかの地震、すなわち阪神淡路を
はじめ十勝沖などでは地震の予兆現象の存在自体が疑われており、
地震予知そのものに暗雲が立ちこめている昨今なのであります。
そんな雲間から降臨する光の束のごとく、地震に関して画期的な
技術が開発されたようです。それがナウキャスト地震版です。
 ナウキャストとは、予報(フォーキャスト)をもじって作られた言葉
のようで、1時間後までに限ってのみですがしかし非常に正確な降雨予測が
できる降水ナウキャストに見られるように、超近未来予測=ほとんど現在、
という概念のことのようです。

 このことからわかるように、ナウキャスト地震版はごく直前の地震を
予想するというものなのです。ご存じのように、地震には先に到達する
P波(プライマリィの略)と続いて到達するS波(セカンダリィの略)
の二つがあります。このうち先行するP波はごく弱い粗密波で、この
P波をもとに震源位置とマグニチュード、地震波速度を瞬時に割り出
すことで続くS波の進行を予測することが可能になるという技術です。
今日はPCで動作するソフトウェアのビデオを見る機会があったのですが
日本のどこかで地震が発生すると、アラーム音とともに震源位置と強さ
が画面上の日本地図上に表示され、S波が震源を中心として同心円状
に広がる様子と、現在地にS波が到達するまでの時間が表示されると
ともに、各地の地震計の震度が次々に地図上に表示されてゆきました。
そしてS波を示す赤い円が現在地を通過した瞬間、画面が揺れだした
のですから、もう度肝を抜かれる思いでした。

 小さな地震ならともかく、大きな地震なら数十秒あれば調理中の
火を止める、安全な場所に非難する、ドアを開け放つなどの最低限の
対処はできるはずです。また住宅メーカと共同で、家中にアラーム
を鳴らしたり、ドアを自動的に開けたりする機能を実装するといった
研究もなされているようです。今のところごくたまに誤報があるようで
それをどう処理するかが課題なのだそうです。

 もっとも数十秒で対処できるのは活動時間内のみですし、
今のところブロードバンドを利用したサービスを考えているようですが
常に端末を開いているわけではありません。特に問題なのはデマなの
であって、正確な情報を確かな場所から確実に受信して知らせる、
その仕組み作りが大切だと思います。そもそも寝ていたらアタマが
働き始めるより前にペシャンコになっているかもしれませんよね。
ひーさんは、全ての携帯電話に放送局からの電波を受信できる装置
を内蔵させて、ナウキャスト情報を瞬時に放送局の電波にのせて
各携帯の位置に合わせた予想到達時間を各端末に計算させて表示
させるという仕組みが最も確実なのではないかと思います。
結局細いネットじゃあ話になりません。(シャトルの打ち上げの瞬間を
ネットでみんなで見ようとしたのに、サーバ負荷のせいで子供達が
打ち上げの瞬間を見れなかったというニュースを思い出しました)
そういう技術、特許が取れるのでは?なんて思いますが。

 幸いにも大きな地震が昼間に起きて、それが数十秒後に来る。
みなさんはこのわずかな時間にどう行動しますか?普段から考えて
おいても損はないと思いますよ。


みなさんなら、数十秒後に来る大地震にどう備えますか?
<updated:8/5 降水ナウキャストのアドレスが変わったのでリンクを修正>
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