--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008年01月29日 (火) | Edit |
つい最近のニュースで、医学論文のうち症例報告が激減
しているということを知りました。

私が医学部に居た頃は、そりゃ医学論文=症例報告といった
具合でして、研究などしなくとも症例報告だけで十分、
という風潮があったのを覚えています。

これには理由があって、やはり頻度の少ない病気の症状、
治療へのアプローチと成否はまさに医学の歴史書ともいう
べき重みのある存在なのです。もちろんこれらの症例から
新たな発見を得ることもあるわけです。

そんな症例報告、とくに薬剤の副作用に関する報告を
医師が恐れて表に出さないというのは、非常に残念な
想いがある反面、私が病棟に上がる前あたりから医師
も自分を守る時代になった、という話をちらほら耳に
するようになり、いよいよ医師が保身になったのだと
実感もするのです。医師も人の子、法の前には無力で
あることは間違いありません。特に私が居た大学病院
で医療事故が暴露された際には、カルテの日本語表記、
鉛筆・修正液等の利用禁止、ついには列車や飛行機で
急病人が出ても名乗り出るなと言われる始末でした。

臨床を離れてしばらく経ちますが、iPS細胞など医学の
技術の進歩とともに医師の立場というものも大きく
変化してしまったと感じるのでした。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
症例報告がなくなると医師同士でノウハウが共有されなくなるので医療の技術の低下を招くようになっちゃいますよね。対策として特定の学会は臨床医以外参加禁止になったりして。

「列車や飛行機で急病人が出ても名乗り出るな」
は私も言われていました。医療器具もないまま診て直らないと医師のせいにされる、、
2008/01/29(Tue) 10:47 | URL  | おかも~っ #HxXpexms[ 編集]
>「列車や飛行機で急病人が出ても名乗り出るな」
初めて耳にしたときは、びっくりしたものですが、
のちのちよく考えてみると納得してしまったものです。
AEDによる蘇生なら問題ないのでしょうか。。

症例報告は何らかの形で情報共有
できる
仕組みをつくってもらいたいものですね。
2008/01/29(Tue) 23:44 | URL  | ひーさん #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
医療事故 に関する検索結果をマッシュアップして1ページにまとめておきます…
2008/01/29(Tue) 02:21:57 |  あらかじめサーチ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。